2013年5月18日土曜日

バランス入出力は必要だがトランスである必要はない

昔はトランスを使うしかなかった。
でも今は、回路技術があるし、素子もある。
高いトランスを購入するのは大変だ。
回路は勉強すればいいしデバイスは安いから実験もたやすい。

考えるのをやめているから、過去の呪縛に縛られる。

かんがえなくては。

カートリッジからの入力はアンバランス信号。CDからも普通はアンバランス。
一気にトランスでバランスに変換して、バランス回路でそのまま増幅する方法。
増幅した後に最後でバランスにする方法。
どちらの方法も考えられるけど、取り扱っている信号レベルが大きく異なるから、どちらかが不得意なこともあるかもしれない。なので、別個に考えていくべきだと思う。

小さい頃、ある人が、10年一つのことを続ければプロになれる、というのがあったけど。それも一つの正解かもしれないけど、続けることはむずかし。

シミュレーションは回路を設計してくれない。ただ確かめるだけ。
回路設計は、イメージづくり想像力が必要だ。つまり、人ができること。


とかいう話とかは置いといて。
まずはOPアンプ。
LM6365MX
NJM2712RB1-TE1
LMH6702MAX 電圧低いか
LME49720HA

最初にMUSES8920EかMUSES8820Eを使ってみる。そこそこスルーレートはある。LME49720HAも魅力的。
GBWが高いのは、発振せずに使えるかどうかは、実験するしかない。

 アンプ+トランスは、低域のひずみが上がる。前回のルンダールのトランスは問題点がないように見えるが、実装してみるまでは分からない。
 高域は、300kHz程度までは何とかフラットにしたほうが良いような気がする。

  最高のOPアンプの一つであるOPA627はデジキーで買えば3000円以下だけど、1個入りなんだ。
 位相補正を少なめにしているOPA637の価格は変わらないけど、5倍以上で使わないといけない。
 まずは普通のSOIPで実験して、性能が出るかは、そのあと。


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