2012年11月3日土曜日

電源スイッチ

 このまえ、ナショセミのオペアンプで作ったイコライザの電源スイッチを切り忘れていたら、1週間でエネループの電池が無くなった。ちょっとショック。それまでは半年以上、切り忘れが時々あって、使い続けてられていたエレキジャックNo.5のイコライザ。すごく消費電流が違うようだ。
 EQの消費電流が小さいと、電源ランプにLEDを使うこともはばかれる。それだけ別電源というのも、なんかおかしい。

 そういうのって、ほかの人と話をしていると、解決案が出てくるもんだ。
 それは、アームを戻したときに、EQの電源が切れるようにするスイッチをどこかに取り付ければいいというもの。面白い。とはいえ、自分ちだけでも、それを標準化しておかないといけない。

 目の前にぶら下がっていると、買ってしまう。本当は作ろうとしていたんだけど。




 高域が下がるというのは、アンプ自体の問題以外に、220kというプレートの抵抗値が高く出力インピーダンスも必然的に高いため、測定系のシールドというか同軸ケーブルの容量でハイオチしていることも考えられるという助言をもらった。でも、低容量ケーブルが1mほしいが、昨日は見つけられなかった。

 届いた入力トランス。2個のつもりがなぜか4個届いたのは、私の勘違いかもしれないが。


 このルンダールLL1538は、1:2.5もしくは1:5として使える。10dBuなので、微小電力用ではなくてもちょっとレベルが上がってもひずまなそうな感じ。とはいえ、自分でそのあたりを組んだことが無いので、耳学なんだけど。ガード下の2Fのラジオ屋さんで売っているタムラのマイクトランスは、測定した人によると、どんなにレベルが下がってもひずまない、そうだ。けど、0dBuぐらいなので、本当にMIC用かMCのステップアップ用としてしか使えない。
 私の目的は、0dBuの入力をステップアップして8417/6GB8を直接駆動するために用いること。


 人気が無いらしく、このまえ、キョウドーで半額で買った6GB8ペア。

 今のところの予定は、

  •  EF86 1球によるEQアンプ
  •  それをECKMILLER W85でうけて、CD出力はここへ直接、
  •  8417/6GB8シングルで、10W程度のパワーアンプ。

どうやればいいのかが解決していないのは、

  •  EF86の出力からバランスに変換する部分のトランスの仕様、カソードフォロワ1段もしくは3極管のバッファを付けてインピーダンスを下げてからトランスをつなげるるという方法はやりたくないが。。。200k:600なんてトランスはないし、絶対に特性が出ないし。と思っている。
  •  8417/6GB8シングルの出力トランスの1次側のインピーダンスを、どこまで下げたら良いか。
もともとパワーを出せる球。しかし、パワーを出すのはお金がかかる。出力トランスは高い。電源トランスはジャンクを探せばよい。なので、電圧も電流もデータシートにないぐらい、低めで使う。でも、出力トランスは、直流を流すが故、低域を十分に出すにはコアボリュームが大きくなくてはならない。なので、20Wいや50Wクラスのトランスが使いたい。シングルアンプにおいて、出力トランスは大は小を兼ねるそうだ。それに、1次側のインピーダンスは低いほど低域特性は良くなる傾向がある(これは正しくないかも、10kを超えると特性が悪くなるのいう裏返しで考えているのだけど、そういうわけでないのがトランスなのかもしれない)。1次側の出力インピーダンスには、2.5kの下は1.2kがある。1kを切ると、市販品は限られてくる。ロードラインはすでに存在しなので、データも自分でとらないといけない。

 この構成で、音が軽く感じると書かれている。電源、チョーク、20Wの出力トランスと、手抜きではない。たぶん、6L6に比べれば、ひずみは少ない分がそのように感じるのか。

http://www.hifido.co.jp/KW/G0105/J/0-10/C10-53116-78357-00/

(6V6GT/6GA4PP/6GB8、全て自作です)。3台共同じ状況で聴き比べをしました。他のプッシュプル2台に比べると非力さを感じてしまいますが、音に派手さではなく渋さを一番感じたのがこのアンプでした。


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