2012年11月21日水曜日

カサッ、ゴソッ の原因

 真空管のピンの汚れが一つだと知った。
 
 今日、別の原因、プレートにつながっている結合コンデンサの絶縁劣化も。
 でも、このコンデンサは、年代ものだと、普通に購入できる今の性能のよいフィルムに変えると、音が変わってしまうという。悩ましいところだ。ビンテージ品は高い。

 パワーアンプH-50の初段6SJ7のプレート側と位相反転の6SN7のプレート側に入っているペーパーコンデンサをシズキのフィルムに交換。ほぼ解消。
 NFの2.2kを4.7kに戻す。音に弾みが出てきたが、底力のあるハムが増えた。

 対策として、トーンコントール回路をパスした。しかし改善せず。どっちかというと、ハム音は大きくなった。
 初段6SJ7を抜き、6SN7のグリッドにプリの出力を入れた。この6SN7はプッシュプル用の非反転回路を構成しているが、ゲインがあり、NFはこのカソードに戻っている。

 OK。極めてハムやノイズは聞こえなくなった。

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