2012年8月19日日曜日

高圧回路の試作

300Vから350Vの電圧を作るには、ダイオードの耐圧は2ルート2倍、つまり約1000Vの耐圧が必要。手元にあったのがER504.耐圧400Vではあるが、DCでは80%以下で、ACでは50%で使うようにと書いてある。
なのでここは8本あったので、4本を直列につなぐことにしたが、問題は、分圧抵抗。実例が見つからない。困った。
抵抗自体の耐圧が150V程度だとすると、2個直列につながないといけない。
500Kから1Mオームの分圧抵抗という記述を見つけたので、470kΩを直列にして、それを並列にそれぞれのダイオードに入れるというめんどいことをした。


 もらいものの5Hのチョークインプットとした。
 2kオームのブリーダー抵抗を入れたら、ほぼ350Vだった。もちろん1/4Wなので、測定中に燃えてしまったが。
 高圧系は手持ち部品が全くない。

時間は遡って。もちろん、1個で済ませたい。しかし、2000Vとかは見つからない
 若松に1400V-1Aというダイオードを見つけた。trr<0.3usと、シリコンとしては短い値。

時間は遡って。もちろん、シミュレートすれば、少しは不安は除けると思ったが。
 分圧抵抗のシミュレーションをしようとして、電源をLTspiceで組んでみたが、いい加減なトランスの値では、生もののように、シミュレートするデータが変化する。チョークとか、ブリーダ抵抗の値とか、腫れ物に触るような変化をする。つまり、クリチカルすぎる。直列抵抗値とか、クリチカルにならないための寄生パラメータを入れておくと、安定するかもしれない。
 チョークは直流抵抗が70Ωあったし。
 トランスは、1次と2次のインダクタンスが必要。Lメータは持っていない。ミリバルで計って計算できるらしい。発振器とミリバルはある。


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